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施工管理のみなし残業(固定残業代)の読み方: 月給から基本給を取り出して比べる

施工管理 みなし残業は、決まった時間分の残業代を、定額で先に払う仕組みです。正式には「固定残業代」と呼びます。求人を比べるときは、月給から固定残業代を除いた基本給を取り出し、実際の残業時間と、固定残業代の時間数を突き合わせます。

月給が高い求人を見つけた。でも、「固定残業代を含む」と書いてある。施工管理の方なら、これが得なのか損なのか、迷うことは多いと思います。

この記事では、1人のモデルケースと一緒に、施工管理 みなし残業の仕組みと、求人の比べ方を順番に見ていきます。

モデルケース(架空の人物と仮の数字)

Gさんは29歳、電気の施工管理です。いまの基本給は28万円で、残業代は別に出ます。残業は月20時間ほどです。

見つけた求人は「月給35万円(固定残業代を含む)」。いまより7万円高く見えます。

この7万円は、そのまま給料の差なのか。4つの順で見ていきます。

  1. 施工管理 みなし残業は、どういう仕組みか
  2. 施工管理 みなし残業の求人には、何が示されるか
  3. Gさんの施工管理 みなし残業の求人を分けると、何が見えるか
  4. 施工管理 みなし残業の求人で、何を確かめるか

施工管理 みなし残業は、どういう仕組みか

決まった時間分の残業代を、毎月定額で先に払う仕組みです。その時間を超えて働いた分は、追加で払うことになっています。

まず、施工管理 みなし残業の言葉から整理します。

「みなし残業」は求人でよく見る呼び方で、正式には「固定残業代」といいます。残業代を、働いた時間ごとではなく、決まった時間分の定額で先に払うものです。

表: 施工管理 みなし残業(固定残業代)の基本

施工管理 みなし残業の項目 中身
払い方 決まった時間分の残業代を、毎月定額で払う
決まった時間より残業が少ない月 求人の記載例では、残業の有無にかかわらず定額を払う書き方になっている
決まった時間を超えた月 超えた分は、追加で払うことになっている

つまり、施工管理 みなし残業の求人の月給には、残業代の一部が先に入っています。月給の額を、残業代が別に出る施工管理の求人の月給と、そのまま比べることはできません。

では、施工管理 みなし残業の求人では、その中身はどう示されるのでしょうか。

施工管理 みなし残業の求人には、何が示されるか

固定残業代を除いた基本給、固定残業代の時間数と金額、超えた分を追加で払うこと、の3点を示すことになっています。

施工管理の求人を含め、固定残業代を含む求人では、示すことになっている項目が決まっています。根拠は、職業安定法にもとづく国の指針です。

表: 施工管理 みなし残業の求人で示す3点

示す項目 何が分かるか
1. 固定残業代を除いた基本給の額 残業代と関係なく出る額
2. 固定残業代の時間数と金額などの計算方法 何時間分の残業代を、いくら先に払うか
3. その時間を超えた分に、割増賃金を追加で払うこと 超えた月の扱い

※ 職業安定法にもとづく指針(平成11年労働省告示第141号、最終改正 令和6年)第三の一の(三)ハ。法律や省令の条文ではなく、指針(告示)の定めです。

この3点は、原則として、面接など求職者と最初に接する時点までに示すことになっています。求人広告に3点が見当たらないときは、面接までに聞いて確かめます。

つまり、3点がそろっていれば、固定残業代を除いた基本給を自分で取り出せます。施工管理 みなし残業の求人を比べるのは、この基本給です。

では、Gさんの求人で、実際に取り出してみましょう。

Gさんの施工管理 みなし残業の求人を分けると、何が見えるか

月給35万円のうち、基本給はいまと同じ28万円でした。差の7万円は、30時間分の残業代の前払いです。

Gさんは、施工管理の求人の3点を、面談で確かめました。

モデルケースの条件(仮の数字)

いまの会社: 基本給28万円(手当なし)、残業代は時間ごとに別に出る、残業は月20時間
求人: 月給35万円 = 基本給28万円 + 固定残業代7万円(30時間分)。30時間を超えた分は追加で支払う

どちらも年間休日125日、1日の所定労働時間は8時間。残業1時間あたりの残業代は、どちらも約2,188円とします。

※ 1時間あたりの賃金は 28万円 ÷((365−125)×8÷12=160時間)=1,750円。これに法律で決まった最低の割増1.25を掛けて約2,188円です。固定残業代7万円は、この額で計算した30時間分(約6万5,600円)を下回らない額にしてあります。深夜と休日の割増は入れていません。

表: Gさんの施工管理 みなし残業の求人と、いまの会社の月の支給(仮の数字)

施工管理の残業時間 いまの会社 施工管理 みなし残業の求人
月20時間 約32万3,800円 35万円(固定残業代はそのまま)
月30時間 約34万5,600円 35万円
月40時間 約36万7,500円 約37万1,900円(超えた10時間分を追加)

つまり、月給の差の7万円は、そのまま給料の差ではありません。いまと同じ月20時間の残業なら、差は約2万6,000円です。残業が月30時間以上になると、差は約4,400円まで縮みます。

一方で、残業が少ない月でも、7万円は定額で出ます。Gさんの残業がいまと同じなら、支給額が増える方向の差です。どちらがよいかは、実際の残業時間しだいです。

では、Gさんのように中身を知るには、施工管理 みなし残業の求人で、何を確かめればよいのでしょうか。

施工管理 みなし残業の求人で、何を確かめるか

確かめるのは3つです。3点が示されているか、実際の残業時間は固定残業代の時間数と比べてどうか、超えた分がどう払われているか。

月給が高く見えると、それだけで気持ちが動きますよね。施工管理 みなし残業の求人では、決める前に、次の3つを順に確かめます。

施工管理 みなし残業の3点が、示されているかを見る

まず、基本給、時間数と金額、超えた分の追加の3点を、施工管理の求人票や面談の資料で探します。書かれていなければ、面接までに聞きます。

施工管理 みなし残業について、こう聞く

「月給のうち、固定残業代を除いた基本給はいくらですか。固定残業代は何時間分で、いくらですか。」

施工管理の実際の残業時間を、固定残業代の時間数と比べる

次に、施工管理の方の実際の残業時間を聞きます。固定残業代の時間数より多いか少ないかで、Gさんの表のどの行に当たるかが変わります。

施工管理 みなし残業について、こう聞く

「昨年度、施工管理の方の残業は、月平均で何時間でしたか。固定残業代の時間数を超えた月は、年に何回ありましたか。」

施工管理 みなし残業を超えた分の払い方を聞く

最後に、時間数を超えた月に、追加の分がどう払われているかを聞きます。制度ではなく、実際の扱いを聞きます。

施工管理 みなし残業について、こう聞く

「固定残業代の時間数を超えた月は、超えた分が給与明細にどう載りますか。」

参考: 施工管理 みなし残業の、求人の書き方の見本

厚生労働省のリーフレットに、固定残業代を含む求人の記載例があります。施工管理の求人票を読むときの目安になります。

厚生労働省の記載例を、施工管理の求人に当てはめた見本です。

見本(架空の求人票の一部)

(1) 基本給(280,000円)((2)の手当を除く額)
(2) 固定残業手当(時間外労働の有無にかかわらず、30時間分の時間外手当として70,000円を支給)
(3) 30時間を超える時間外労働分についての割増賃金は追加で支給

※ 厚生労働省「固定残業代を賃金に含める場合は、適切な表示をお願いします。」の記載例の形にならっています。このリーフレットは若者の募集向けの指針をもとにしたもので、求人全般の根拠は職業安定法にもとづく指針です。

つまり、(1)の基本給が、施工管理 みなし残業の求人を比べるときのものさしになります。(2)の時間数は、実際の残業時間と比べるための数字です。

まとめ: 施工管理 みなし残業は、基本給を取り出して比べる

施工管理 みなし残業の求人は、月給の額ではなく、基本給と時間数で比べます。実際の残業時間が分かれば、差の見当が付きます。

この記事で見てきたことを、順番に並べます。

  1. 施工管理 みなし残業は、決まった時間分の残業代を定額で先に払う仕組み。超えた分は追加で払う
  2. 施工管理の求人では、基本給、時間数と金額、超えた分の追加の3点を示すことになっている
  3. 基本給を取り出して比べ、施工管理の実際の残業時間と時間数を突き合わせる

Gさんは、面談で昨年度の実際の残業時間を聞いたうえで、基本給がいまより高い施工管理の求人も探すことにしました。

表: 施工管理 みなし残業の早見表

確かめたいこと 施工管理が最初に聞く1つ
施工管理の基本給 固定残業代を除いた基本給はいくらか
施工管理 みなし残業の中身 何時間分で、いくらか
施工管理の実際の残業 昨年度の月平均は何時間か
超えた月の扱い 超えた分は、給与明細にどう載るか

今日できることは1つです。いまの施工管理の給与明細から、基本給と、残業代と、その月の残業時間を書き出してみてください。求人の基本給と時間数を、そのまま並べて比べられます。

よくある質問

施工管理 みなし残業の時間より、残業が少ない月は減らされますか
厚生労働省の記載例では、「時間外労働の有無にかかわらず」決まった時間分を支給する書き方になっています。 ただ、扱いは会社の決まりで確かめるものです。施工管理 みなし残業の求人では、少ない月の扱いも面談で聞いておきます。
施工管理 みなし残業の3点が、求人票に書かれていないときは
求人広告に書き切れないこともあります。指針では、原則として、面接など最初に接する時点までに示すことになっています。 施工管理の求人票に書かれていなければ、面接の前か面接の場で、3点を聞きます。
施工管理 みなし残業の時間数は、何時間くらいが多いですか
施工管理の求人で、固定残業代の時間数を集計した公的な統計は、この記事では示せません。 比べる相手は、ほかの求人の時間数ではなく、自分がその会社で働いたときの実際の残業時間です。昨年度の施工管理の方の実績を聞いて比べます。
施工管理 みなし残業の求人は、避けたほうがよいですか
一概には言えません。仕組みそのものの良し悪しではなく、中身で見ます。 3点が示されているか、実際の残業時間が時間数と比べてどうか、超えた分が払われているか。この3つを確かめてから決めます。

本記事「施工管理のみなし残業(固定残業代)の読み方: 月給から基本給を取り出して比べる」で使った資料

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